2019年・対応が必要な3つの変化


~ 個人事業主および小規模企業の場合~

業務でパソコンをお使いの皆様の中には、ワードやエクセルのOffice製品のほか、 パソコンに会計ソフトや請求書管理・在庫管理など、さまざまな業務ソフトをご利 用の方も多いかと存じます。
2019年は、こういった業務に関わるシステムも転換期を迎えます。変化に戸惑わ ないようにあらかじめ準備を進めておく必要があります。

大きく変わるのは次の3つ。()内には変更される日程を表示しています。

Ⅰ.新元号への対応(2019.5.1)

一番早急に対応しなければならないのが、先日発表された新元号『令和』の表
記です。最新のソフトにしていただく必要があります。
会計ソフトを新しくご購入になる場合はさておき、最新のソフトで年間サポートに登録されている場合も、経理や業務用のパソコンだけはネットにつながっていないと自動的に更新はされません。そういった場合、ソフトメーカーによって対応もさまざまですので、ご利用のソフトメーカーの新元号の対応は確認しておきましょう。

Ⅱ.新消費税への対応(2019.10.1)

請求書関連の業務ソフトをご利用の場合、消費税率の変更機能が付属してい
れば、ご自身である程度は対応できますね。

しかし、軽減税率が平行して適用されるため、自社の請求金額のみが影響を受けるのではなく、仕入先、取引先、経費の処理・・・などなど、軽減税率対象はいったいどれ?!となります。もちろん、ソフトを更新していなければ、計算ミスもありえそうですね。
会計ソフトの場合は、自社だけでなく、日々の物品購入や経費についても
変わってきます。消費税の納税対象者の皆様は会計ソフトの更新を!

また、 消費税の切換わり時期の前後は、8%・10%が混在することも予測されます。注意して、混在処理の対応をしておきましょう。

Ⅲ.Windows7サポート終了(2020.1.14)

2020 年1 月14 日にWindows 7 とWindows Server 2008、
2020 年10 月13 日にOffice 2010 の全てのサポートが終了します。
ウィルス感染や情報漏えいなど、さまざまなリスクが予想されます。

移行テスト期間を想定して、慌てないように新しいソフトへの移行を早めに進めていきましょう。

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