1. 判断基準
まず最初に、お持ちのPCが「Windows 11のシステム要件」を満たしているかどうかが最も重要な判断基準となります。
【最初のステップ:Windows 11へのアップグレード可否の確認】
マイクロソフトの公式ツール「PC正常性チェックアプリ」をダウンロードして実行してください。これにより、お使いのPCがWindows 11にアップグレードできるかどうかが正確にわかります。
![[PC 正常性チェック アプリのダウンロード]が表示された画面のキャプチャ](https://nobimaru.jp/wp-content/uploads/2025/09/image-1024x166.png)
【結果に応じた対応】
- PCがWindows 11の要件を満たしている場合
- アップグレードを検討:PCが比較的新しく、動作に不満がなければ、Windows 11への無料アップグレードが最もコストを抑えられる賢明な選択です。
- 買い替えを検討:PCが古く、アップグレード後の動作が遅くなるのが心配な場合や、より高性能なPCが必要な場合は、新しいPCへの買い替えを検討しましょう。
- ESUの活用は不要:要件を満たしている場合は、「拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)」を利用する必要はありません。
- PCがWindows 11の要件を満たしていない場合 この場合は、アップグレードは公式にはできません。以下の2つの選択肢から判断します。
- 買い替え(推奨):これが最も安全かつ長期的な解決策です。サポート終了後も、最新のOSとハードウェアで、セキュリティとパフォーマンスが保証されます。
- ESUを利用したサポート期間延長(一時的な対応):PCをすぐに買い替えられない事情がある場合、個人ユーザーは「拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)」を1年間無料で利用できます。これにより、2026年10月13日までセキュリティ更新プログラムを受け取ることが可能になります。ただし、これは一時的な猶予期間であり、セキュリティ更新プログラムのみが提供されます。2026年10月14日にはサポートが完全に終了するため、それまでに買い替えを完了させる必要があります。
2. 買い替えの場合のするべき対応
新しいPCへの買い替えを決めた場合、以下の対応を進めます。
- データのバックアップ: 現在のPCに保存されている写真、文書、動画、アドレス帳など、必要なデータをすべて外付けHDD、USBメモリ、またはクラウドストレージにバックアップします。
- 新しいPCの選定と購入: Windows 11がプリインストールされたPCを購入します。用途(仕事、趣味、ゲームなど)に合わせて、適切なスペックのモデルを選びましょう。
- 新しいPCへのデータ移行と設定: バックアップしたデータを新しいPCに移行し、メールソフトやOfficeソフト、その他の必要なアプリケーションを再インストールして設定します。
- 古いPCの処分: 個人情報が残らないように、データを完全に消去してから適切に処分します。
3. アップグレードする場合のするべき対応
Windows 11へのアップグレードを決めた場合、以下の対応を進めます。
- データのバックアップ: 万が一のトラブルに備えて、アップグレード前に必ずすべてのデータをバックアップしておきましょう。
- アプリケーションの互換性確認: 使用しているアプリケーションがWindows 11で正常に動作するか、ソフトウェアメーカーのウェブサイトなどで確認しておきます。
- Windows Updateの実行: アップグレード前に、現在のWindows 10を最新の状態にしておきます。
- アップグレードの実行: Windows Updateからアップグレードを実行します。手順に沿って進めれば比較的簡単に完了します。アップグレードには数時間かかる場合がありますので、時間に余裕のある時に行いましょう。
- アップグレード後の確認: 完了後、PCが正常に動作するか、データやアプリケーションに問題がないかを確認します。

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